第3章 調教開始
次の日、腰のだるさと少しヒリヒリする蕾に男に抱かれた事が現実なんだと落ち込む中野に坂木が声をかける。
「これから俺や手下が抱きたい時に抱く。逃げ出したら命は無い。俺達に従うしかお前が生きる道はない」
「逃げても行くとこなんかない」
中野は俯いたままボソボソと呟く。
「ここに居たけりゃ俺に飽きられないようにするんだな」
冷たく言い放つと坂木は服を脱ぎ捨て、まだ裸のままでいる中野をその場に押し倒した。
坂木は中野に自身をくわえさせながら、指で軽く蕾を解す。自身が硬く大きくなってくると口から抜き、そのまま蕾に自身をあてがい一気に奥まで貫いた。
「痛っ!やぁぁっ!痛い!」
まだ男を受け入れるのに慣れてない中野の蕾は媚薬無しでの行為に悲鳴をあげた。
坂木はそんな中野の様子に構うこと無く何度も突き上げ中野の奥深くに欲望を放った。
「…っ……はぁ…はぁ……」
中野は呼吸を乱し肩で息をしている。
「淫乱なお前でも2回目から媚薬無しはきつかったか?ちょっと広げる必要がありそうだな」
坂木はベッドサイドの棚から少し太めのバイブを取り出すと中野に近づき、指で蕾を広げるとバイブを埋め込むように奥深くまで挿れ、首には黒い革で出来た首輪を着け、紐をベッドの足に縛り付けた。
「今日1日挿れっぱなしにしてたら少しは広がるだろ。首輪外すんじゃねぇぞ。お前が俺達のモノって言う証だからな」
首輪にはタグがついていてブラッディーローズのシンボルの血のように真っ赤な薔薇が刻印されていた。
「出掛けてくる。戻ったらまた抱いてやるよ」
坂木は中野に声をかけてアジトを出て行った。
中野はバイブを抜こうと蕾に指を挿れるがバイブには届かない。逆に自分の指の動きに感じて声が出てしまう。大便をする時のようにしてバイブを出せないかと腹に力を入れると中でバイブが動き、それに感じて力が抜けてしまう。
中野は喘ぎ声を漏らしながらバイブを抜こうと悪戦苦闘している。
そんな中野の喘ぎ声は部屋の外にまで漏れ、部屋の外にいた手下は股間を膨らませていた。