第2章 初体験
「…気持ち…良くなんか……ないっっ!…」
中野は首を振り歯を食いしばり、この苦痛でしかない行為が一刻も早く終わるように祈りながら耐えている。
「薬が効いてきたら嫌でも気持ち良くなる。それまでコレしゃぶって待ってろ」
坂木は口角を上げニヤリと笑うと、中野自身から手を離し、蕾から指を抜き、中野の顔を跨ぐと中野の口元で自身を揺らすように腰を振った。
中野は今にも泣きそうな顔をしながら更に強く歯を食いしばり、目の前で揺れる坂木自身から顔を背けた。
「そんな顔されたらもっとイジメたくなるじゃねぇか。今日は手加減してやろうと思ってるのによ」
坂木は右手で中野の鼻を摘まんだ。
「………………………っはぁぁ」
中野は鼻を摘ままれて呼吸が出来なくなり苦しくなって大きく口を開けて息を吸った。
中野が口を開けた瞬間、それを待っていた坂木が中野の口に自身を突っ込んだ。
「歯を立てるんじゃねぇぞ」
逆らう事を許さないと言うようにドスのきいた声で言うと坂木は鼻から手を離し、口内の間隔を味わうように、ゆっくりと腰を動かした。
中野は誇張したものに口を支配されている苦しさと、屈辱感に涙を流しながら頷く。
「ガキがママのおっぱいを吸うみたいに吸え」
坂木は腰を振るのを止め、腰を中野の顔に押し付けた。
「…んっ…くぁっ…」
中野は腰を押し付けられ、坂木自身が喉の奥まで入り込んできた苦しさに嗚咽しながらも命令された通りに硬く誇張しているものを吸う。
「もっと強く吸え!そんなんじゃ出るもんも出ねぇよ」
中野が命令通りに強く吸い上げると、中野が吸い上げるタイミングに合わせて坂木は腰を揺らした。
堪えきれなくなった涙が中野の頬を伝う。
坂木はその表情をみて欲情し、自身を喉奥まで突き刺すように激しく早く動かし、喉奥に欲望の証を放った。