第2章 初体験
アジトに到着すると坂木は手下に命令し、青年を風呂に入れ、食事を与え、着替えを用意させた。
坂木は青年を自分の部屋に呼びつけた。
「そこに座れ」
坂木はベッドを指差した。
食事をして体力が回復した青年は坂木を睨み付け、殴りかかった。
坂木は青年が殴りかかるより先に拳銃を手に取り青年に向けて拳銃を構えた。
「逆らえば始末する。生き延びたければ言うことを聞け」
坂木は拳銃を青年に向けたまま空いた手でベッドを指差し、座るように促した。
拳銃を向けられた青年は言われるがままベットに腰かけた。
「これから俺の事はボスと呼べ。俺が飽きるまでは側においてやる。一応名前を聞いといてやる」
坂木は葉巻に火をつけ煙をくゆらせながら青年を舐めるように見つめる。
「中野…博樹…」
青年は小さな声で名前を呟いた。
葉巻を堪能した坂木は葉巻を灰皿に置き、中野に近づきベッドに押し倒した。
「なっ、何するんだよ!」
中野は足をバタつかせ、腕を突っ張らせ坂木の体を押し返し、抵抗しながら坂木を睨み付ける。
「ガキじゃないんどからわかるだろ。男とはシたことないのか?」
坂木は中野を黙らせる為に唇を重ね舌を絡めた。
「っ…っん。あるわけないだろ!止めろ!触るなぁ!」
中野は涙目で唇を拭い、坂木を睨み付け坂木をから逃れようと体をよじる。
「逆らえば命は無いって言ったよな」
坂木は中野の首に手をかけ、徐々に力を込めて絞めていく。
「…っ…わかっ……た…」
中野が途切れ途切れに呟くと坂木は中野の首から手を離した。
坂木は諦めたように抵抗をやめた中野の服を全て剥ぎ取ると足をM字に開かせ体をねじ込ませた。
「初めてなんだろ。ちょっとは手加減してやるよ。1回で壊れたらつまんねぇしな」
坂木はベッドサイドに置いていた媚薬入のローションを手に取ると両手にたっぷりとつけ中野の蕾に右手人指し指を挿入した。
「くっ…やめっ…気持ち悪い…」
初めて異物が体内に入る気持ち悪さに中野は体が震え、それに耐えるようにぎゅっとシーツを握り締める。
「そのうち気持ちよくてたまらなくなる」
内壁に塗り付けるように指を動かし、左手はまだ柔らかい中野自身を掴み、自身にも塗り付けるように手を上下に動かした。