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お嬢と孔雀【歌い手】
第6章 賽は投げられた
志麻side
センラの部屋から戻り、自分の部屋のベットに倒れ込んだ。
全く分からない。
様に揺さぶりをかけたのは自分の筈なのに、翻弄されているのはこっちだ。
一ノ瀬、相川、一ノ川、生き残り、天月、裏の顔、忠告
いくつものキーワードが頭に浮かぶが、それらが一本の線で結ばれる事は無い。
確実なのは、様達は一ノ川家に対して何かをしようとしている事だけ。
恐らく、襲撃されたのも計画の内だったのだろう。
本当に、何をしたいのかが分からない。
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