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お嬢と孔雀【歌い手】

第5章 不穏な空気の中


ファミリーは警戒しているものの、敵は更に屋敷の奥深くへと侵入してくるようになった。
しかし、今だに本邸付近には寄せ付けていない。その為、基本的に部屋から出る事は禁止されているが、少しなら外を散歩する事は許された。


でも、散歩に行けるのも2、3日に一度だ。そらるやまふまふだけでなく、USSSも疲れている様子が見える。


相当無理をしているのだろう。
不可能なのは分かっているが、休んで欲しいものだ。












こんな事を言っているが、私も怖くてたまらない。
誰かが何時も私を殺そうと狙っているのだ。


敵は一ノ川だけではない。敵対しているファミリー、ボスの地位を狙っている幹部もいるだろう。


やはり、外は敵ばかりだ。
私にもっと力があれば、ファミリーをこんな目に合わさないで済むのに⋯⋯
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