第42章 秋霖 〔鶯丸/R18〕
徐々に雅の声が甘く蕩けるような音に変わり、俺のからだの奥が熱を帯びてきた。
片手をするりと下へ這わせると、我慢出来ないと言わんばかりに擦り寄せているふとももに気付く。
「雅、少し足を広げてくれるかい?」
俺の頼みに雅は小さく答え、ほんの少し両足の間に隙間を作る。
それで十分だ。
俺は自分の片足をその隙間に無理やり突っ込み足の間を広げると、中心を指でなぞった。
下着越しのそこはうっすらと濡れていて、触れてもらうのを待っているように思えた。
「…濡れてきている」
俺はそのまま下着越しに中心をなぞり、その少し上を指二本で刺激する。
「…んっ…っあ…」
感じている声をあげる雅に、俺は手を離し意地悪な質問を投げる。
「どうして欲しいか言ってごらん」
「…い…じ、わ、る…」
小さい声が返ってきたが、俺は触れずに言葉を待つと、ようやく雅がうっすらと恥ずかしいのか涙をにじませて言う。
「さっきの続き…触って…ください…」
俺は少し肩をすくめ、そして見下ろしたまま笑った。
「…もっと過激な言葉だとそそるけど、ま、いいよ。審神者になる前の生活を忘れさせるぐらい、しようか」