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刀剣純情伝 《刀剣乱舞/短編集/R18》

第1章 バレンタインの告白 〔へし切長谷部/R18〕


「雅…可愛いです…もっと可愛い姿が見たいです」

着ているものをずらし肌を晒すと、主は言う。

「だめ…恥ずかし…っ」

「どうして恥ずかしいのですか?こんなに綺麗なのに」

俺は主の胸に顔を寄せ、つんと尖った先端を口に含んで転がす。

「んっ…んんっ…」

閉じた主の唇から可愛い声が漏れるのも一興。

俺は口に含んだ先端を舌先でつついたり舐めまわしたり、執拗に愛撫する。

俺がどれだけ貴女に恋焦がれているか、主はわかっていないでしょう?

だから今宵は時間を掛けて、たっぷり主を愛していきましょう。

うわ言のように俺も主の名を呼び、主の胸を揉む手を下半身へと滑らせる。

滑らかな白い肌に俺の手が吸い付くようで、触れるだけでたまらない気持ちになる。

「主…雅…可愛いです…貴女が俺のものになるなんて…」

「恥ずかし…っ、はせ…べ…」

俺の手が主のふとももを撫で回すと、もぞもぞと足を動かす雅。

「どうして欲しいですか?」

主へどうして欲しいか聞いてみると、俺を潤んだ目で見つめてくる。

「も…わかってるでしょう…意地悪…長谷部…」
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