第6章 愛は咲く 〔一期一振/R18〕
私が待ってというのも聞かず、こんのすけは消えてしまった。
一期へ奉仕して霊力を送り込む…ぐったりする一期に体力を使わせて大丈夫なのだろうか。
でも…やるしかない、のか…
私は自分の服を全て脱ぐと、横たわる一期の隣へと布団に入り込んだ。
そして一期の浴衣の衿を広げ、傷付いた胸にそっと触れた。
浅い寝息を邪魔してはと思うと、キスするのはためらわれる。
だから耳に舌を這わせ首筋を通って鎖骨まで舐めた。
ぴくりと一期のからだが震えたけれど、そのまま愛撫を続ける。
胸を片手で撫でつつ、もう片方を舌で胸を舐めると乳首がつんとしているのがわかった。
ああ、感じてくれているのかな、そう思うと嬉しくなる。
胸を撫でながら脚を足首あたりから腿へと撫であげると「ふっ…」と小さく一期が声を漏らした。
「一期、ちょっとがんばってね。私が貴方に霊力を送るから」
私は声を掛け、腿まで撫で上げた手をそのまま足のつけねへと撫でてゆき、すると中心にまだぐんなりとするものに手が触れた。
私はごくりと唾を呑み、横になっていた自分のからだを起こし、一期の両足を左右に開き、その間に自分のからだを挟みこんだ。
そして一期の浴衣の裾をからげると、下着をつけていない一期の下半身が露わになった。