第23章 白き鳥の愛夢 〔鶴丸国永/R18〕
「…なぁ…まだ良いだろう?」
うつろな視線でまだ絶頂の余韻から戻れない雅はこくりと頷く。
よしよし、何度でも高みに行こう。
夜空の白鳥が俺たちを快楽へ運んでくれるのだろう?
俺はもう一度片手で雅の乳房を揉みしだき、もう片方を口に含み、余った片手は雅の下腹部を探して指先が敏感なところを見付ける。
それくらいで俺のものはすぐ勃ち上がってくる。
余韻に浸る雅は、それでも自分のからだに当たる俺のものに気付き、片手を伸ばして俺のものに触れ、上下に扱き出した。
緩急をつけられると、それだけで俺のものが蠢き、快感が震える程走ってくる。
「今度はこうしよう」
俺は起き上がり、その時乳房を揉んでいた手を雅の背中へ回し、一緒に起き上がらせ向かい合わせに座る。
「俺のものが欲しかったら、自分から挿してごらん」
俺が言うと、蕩けた眼差しで「ん」と言う雅は腰を上げ、俺へもっと近寄ると俺のものをずぶずぶと呑み込み腰を振り出した。
目の前で揺れる乳房がものすごく厭らしくて、俺は思わず唾を呑み込んで片手で上下に揺れる乳房を掴む。
「やたらエロいおっぱい持ってるんだな、俺の主は」
「…やぁっ…」
揉みながら言ってやると、雅は悦んでいるのか腰を振りつつ声をあげる。