第23章 白き鳥の愛夢 〔鶴丸国永/R18〕
中で締め付けられ、動きにくくされるが、その締め付けは俺にとって気持ち良い。
雅が限界といった表情で、上で腰を動かしている俺を見つめる。
「つ、る…もぅ…だめ…」
「あぁ…気持ち、良い…俺も…そろそろ…か…」
俺も限界が近い。
腰を動かすと、厭らしい結合部から水音が響く。
「厭らしい…音だな…聞こえるかい?」
にやりと俺が上から見下して言うと、雅が悶えながら言う。
「言わな、い、で…恥ずかし…っ」
ああ、恥ずかしがって可愛いもんだ。
「あ…だ、め…イクぅ…」
雅がからだを震わせて俺を締め付け、その締め付けで俺も限界を超える。
「…俺も…だ…」
雅の中のうねりに合わせて、俺のものも欲を吐き出す。
ひくつきが収まってからずるりと自分のものを抜くと、合わせて吐き出した白い欲もぐちゅんと出て来る。
まぁ、いくらヒトの形を成していても、俺たちは所詮モノであり、こうして欲を吐き出しているものの、人間を孕ますことは出来ないらしい。
俺は大きく息を吐き、そういう事なら何度でも出来るよな、とはぁはぁと浅く息を吐く雅に囁く。