第21章 愛と破壊 〔加州清光/R18〕
愛する俺の雅。
こうして、また、俺を受け入れてくれるようになれた主が愛しくて、大切にしたいと思う。
これからも傷付ける者が居るならば、俺は自分が傷付いても、復讐を必ずしてやる。
更に激しく腰を打ち付け、雅を愛しながら自身に誓う。
目の前で俺の愛に喘ぐ雅。
「…ん…だ、め…イキそ…っ…か、しゅ、く…」
「いいよ…イって…俺もイクから…」
雅の弱いところを狙って俺のものを押し込むと、雅はあごをあげ、頭をのけ反らせて叫ぶ。
「あっ…だ、め…ぇ…」
俺を締め付ける雅の中は、俺が開発したようなもので、俺は知り尽くす収縮が収まるのを待って、更に奥へと腰を押し込んで俺の欲を放つ。
「は…あ…っ、きもち、いい…っ…」
俺がたまらず大きく息を吐きながら言うと、雅は両手を伸ばして俺を抱き締めてきた。
「加州くん…だいすき…あい、してる…刀とか神様とか関係なく…だ、いす、き…」
「…俺もだよ、雅」
俺たちはもう一度唇を合わせる。
もう一度雅のからだの柔らかさを味わい、互いに飽きる事なくまた愛し合った。
そう、それは朝日が昇る頃まで、何度も、何度も。