第21章 愛と破壊 〔加州清光/R18〕
「あっ…きて…ほし…い…」
俺は主の片足を掴み外側へ開いてから、腰を少し持ち上げる。
そして潤う蜜壺へ俺のものをゆっくりと挿し入れていった。
「あぁん…いいっ…おく…きてぇ…」
「そんなに俺が欲しかったんだ。ほら、存分に俺を堪能してよ」
ずぶずぶと俺のものを呑み込む部分が厭らしいと俺は思う。
まだ顕現していない刀の頃、沖田くんは女人に手を出す事は、俺の前ではなかった。
もしかしたらどこかでおんなを相手にしていたかもしれないけれど、少なくとも俺や安定の前でおんなと行為に及ぶ事は無かった。
そのせいか刀剣男士として顕現し、審神者のおんなに惚れられて、こういった性の相手にされた時、俺はどうして良いのかわからなかった。
審神者のおんなに手引きしてもらい、おんなの扱いを知ったようなものだが、その審神者以降も俺は割りとそういう相手に気に入られる事が多く、時にはおとこの審神者からも相手にさせられた事も有り、尻の穴に審神者のものを突っ込まれた時は、痛くて胸糞悪かった思いしかない。
正直嫌々相手にさせられた事も都度あるけれど、今の主については、俺は嫌などころか初めて会った時から感じが良くて気に入っていたから、俺はこうなれた事が嬉しくてならない。
今の主とこうなって、初めて愛するおんなと睦めているという気がする。
だから俺は主を傷付けるものは許さない。
主を傷付けたあいつらは、消えて当然なんだ。
俺は主を抱きながら、今日、絶望を浮かべて消えていったあいつらを思い出す。