第21章 愛と破壊　〔加州清光／R18〕

「かしゅ、くん…ずる、い…あん…っ」

俺がちょうどその言葉を聞きながら、べろりと乳房を舐めたものだから、主から声があがった。

乳首を吸うように口に含むと、主が声を益々上げる。

「あっ…あんっ…そ、れ…あぅ…」

俺は顔をあげて蕩けた表情の主を見る。

「嫌？止めて欲しい？」

「…ううん…やだ…やめな、い、で…もっと…して…ほ、しい…」

俺は一度大きく息を吐き、また乳房に口を這わせ、手は寝間着の裾を開いて俺の片足が入り込んだ主の股へ移動する。

大きくない面を覆う下着は一部が既にしっとりとしているのがわかり、俺はその下着の横から指を差し入れる。

「ほら…もう、こんなに濡れて…俺を待ってた？」

ちゅくちゅくと水音をたてながら触れていると、主が下半身をもぞもぞと動かしているのがわかる。

「ねぇ…腰、揺れてるけど？」

俺がわかっていながら聞くと、主は息を荒げながら言う。

「ず…ずる、い…わかっている…でしょ…かしゅ、くん…ほし、い…」

「俺が欲しい？」

もう一度わざと聞くと主はこくこくと頷き、俺も今日はたっぷり愛したいから、自分の着ている物を脱ぎ自分の中心のものを主の蜜壺へなすりつけた。