第15章 出陣の理由 〔山姥切国広/R18〕
「感じるのか…」
俺が聞くと雅はこちらを一瞬見て、顔を背ける。
「恥ずかしい…っ」
寝間着の上から硬くなった中心を舌で舐めると、途端に吐息が漏れてくる。
「…はぁ…ん…いいっ…」
「やっぱり感じてるんじゃないか」
俺が意地悪く言うとこちらをうっとりした眼差しで見て、言う。
「くに、ひろ…いじわる…」
「意地が悪いというなら止めるか」
更に意地の悪い事を言うと、雅はぎゅっと俺を両腕で抱き締めてくる。
「やだ…っ、やめない、で…っ…国広に…して、ほしい…」
この状況でそういう事を言うのか、と、俺は大きく息を吐く。
「…どうなっても良いんだな」
ぼそりと俺は言うと、俺自身の歯止めが効かなくなってしまい、雅が初めてであるにも関わらず、俺のペースで犯すように俺のものにしてしまった。
右手を雅の脚のつけねへと移動させ、薄い下着の上からそっと触れると、それは既に潤ってしっとりとしていた。
「もう、濡れてるのか」
「…もう…ばかぁ…そんな、こと、言わないで…よ…」