第2章 愛が香る　〔歌仙兼定／R18〕

そして片手を蜜壺へ動かし、下着の中へすぐ手を入れると、そこはもうしっとりと潤っているのが分かった。

「雅、もうこんなに濡れてる…」

「いやぁ…そんなこと…言わない、で…」

恥ずかしそうに主は横を向く。

「そんなに恥ずかしそうにするのも、煽られているようでたまらないね。一度イカせておくかな」

ぼくは片手で蜜壺の割れ目を擦りながら、片方の手で下着をおろす。

「ん…あん…っ…かせ、ん…」

切れ切れにぼくを呼ぶ主に、ぼくは「なんだい？」と触れながら問う。

「かせ、ん…すき…ぃ…だい、す、きぃ…」

悶えながらぼくを好きと言ってくれる主に、ぼくは微笑む。

「ああ、嬉しいね…雅…でもこのタイミングで言われると…困るな…」

なにせ今から主をイカせるつもりだけれど、告白されてぼくの肉欲は高まり、中央ですでに袴の上からわかる程にいきり立ち、早く主の中へ挿し込みたい衝動にかられてしまっているよ。

何とか自分の欲望は押さえつつ、とにかく主をイカせる事に、俺は生唾を呑み込みながら集中する。

主の膨れた赤い秘豆を集中的に襲い、主は喘いでぼくの名を呼びながらあっという間にイッてしまった。

「あっ…ああ…っ」