第13章 いたずらから知る愛 〔和泉守兼定/R18〕
「待って…ね、待って…あ、あ、あ…んっ」
雅と言うのも聞かず、俺は蜜壺へ己のものを挿しこんでゆく。
たまらない、と言った声をあげる雅に、俺は背中がぞくぞくと加虐感を味わいながら、奥へと押し進めた。
「あ…すげぇ、気持ち良い…」
雅の中に全部挿しこんで一息ついて俺が言うと、雅はこちらをちょっとにらむように見上げる。
「待ってって言ったのに…」
「何言ってんだ、待っていたらいつまでも出来ねぇだろ…動くぞ、実はあまり俺は余裕が無いんだ」
俺の言葉に一瞬唖然とし、顔をほんのり赤くした雅は、中で俺を締め付けた。
「あ、おい、今からそんなに締め付けんな」
「…だって…和泉守がへんな事、言うから…」
「へんな事なんて言ってないだろうが、余裕が無いからもう動くって言っただけだろ」
また締め付けられ俺はもう我慢出来なくなり、雅の腰を掴むと自分の腰を動かして打ちつけ出した。
ぐちぐち聞こえる水音と喘ぐ雅の声が聞こえ、俺は雅の気持ち良いところを狙っていくと、雅の嬌声のあげかたが変わり、またイキそうな様子を見せ出した。
「良いぜ、イっても…何度もイケよ…絶頂の顔を俺だけに見せてくれよ」
俺が陰茎の抜き差しをぎりぎりまで抜いて、そのまま勢いをつけて奥へ挿しこむように動きを変えると、雅はからだを震わせそして突っ張らせてイキ、俺もその締め付けに中に自分を解き放った。