第2章 新たなバイトと親友と
「もしもし、翠璃?」
「ん?どしたーよ?」
翠璃に電話で近いうちの話を大まかに伝える。
「あぁ、いいよ。祥も久々に会いたい言ってたし。
あ、あとバイトの件だけど明後日くらいに面接どう?」
「大丈夫だよ、じゃあ明後日駅前でいい?」
確認をして電話を切る。
翠璃は勿論のこと、祥やエリーだけはこの街にいることは確認できているけど
ほかの親友達がどこにいるかも知りたいなんて思っていた。
この政府管理区はたくさんの人で別れるから、同期でも別の街に別れることがあったりする。ランダム編成だから検討もつかない。
誠也さんに聞けばわかるのかな、まぁそれはあとでいいや。
そんなことを、少し思いつつ、ベットに入り、目を閉じた