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トロイメライ【グラブルSS置き場】
第2章 SS
◆パーシヴァル
三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい。
ふと頭に浮かんだその詩は誰が読んだものだったか。数秒考えてパーシヴァルは苦笑した。主は俺でアイツは家臣だ。控えめなノックが響く。
「パーシヴァル様、お目覚めになりましたか?紅茶の用意ができました」
トレーを受け取るなりそのまま脇に置くと、細い身体を抱き寄せてベッドへ潜り込む。
大丈夫、彼女の淹れた紅茶だ。冷めてもきっと美味いと決まっている。
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