第3章 未熟乙女【土方(武州)】
近藤「おっ、みんな楽しそうにやってるな~?」
大きな手が総悟の頭をガシガシと撫でる
総悟「近藤さん!」
朝から用事があると出かけ
今帰ってきたようだ
「おかえりなさい。
朝から用事って……」
ずっと気になり、早速質問をした
近藤「詳しい事教えなくてすまなかったな。
これだよ、」
近藤の背後から出てきたのは ポニーテールをした
目付きの悪い男だった
総悟「誰ですかぃ。」
生き生きとしていた総悟の表情が曇る
近藤「まぁ、拾ってきたんだよ。トシ、自己紹介しろ」
1歩前へ進み、凛とした表情
土方「土方十四郎だ。よろしく頼む」
紹介されたのは名前だけ
近藤「ってことで、仲良くするんだぞー!
俺の紹介はさっきしたから、コイツらの紹介するぞ」
黙って頷く
近藤「左から、総悟だ。ケツの青いガキだが、腕は確かだ。」
土方「……ガキか。」
総悟「おいコラふざけんなよ」
近藤「まぁまぁ…で、この優しそうな女性はミツバ殿!
総悟のお姉さんだな。我々の癒しだ!」
土方「……オバサンか」
ミツバ「あらっ」
近藤「んっん゛ー!今のは空耳ですな。そうだな。
最後に!唯一の女剣士、ちゃんだ!
本当に可愛い~~し、強い~~!俺のお気に入りだっ!」
土方は舐めるようにを見る
「っ……」
とても緊張する