第1章 チェンジ 【銀時.土方】
二人の間に挟まれながら話を聞いた
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「へ、へぇ~、入れ替わった」
土方(銀)「ほらみろ!! 信用してない顔してるぞ!!」
ビシッと人差し指を向ける
銀さん(土)さんは紫煙を吐き
銀時(土)「まあ、無理もねェ。信じる方が驚きだ」
土方(銀)「ちょっと~、俺の体にニコチン注入しないでくんね?」
銀時(土)「じゃお前が 糖分辞めたら注入しねぇよ」
土方(銀)「は?何いってんだオメー。
有害物と天下の糖分だろ。 全然ちげーよ!!!」
またオーバーヒートしてきた
私は両手を広げ
「落ち着いてください!
えーっと、整理しますね。
銀さんが土方さん」
左にいる銀時を見る
銀時(土)「ん。」
「で、右にいる 土方さんが銀さん」
今度は右にいる土方を見る
土方(銀)「認めたくねーけどよ。……うん」
非現実的で信じれないが
1番不安なのは本人たちだ。
「これからどうするのですか?」
元に戻らない 解決法は見つからないが
互いがどう過ごすのか
銀時(土)「俺は 坂田銀時として万事屋を営んでる。
……ガキ2人にはまだ言ってねェ」
目元のツボを押して ため息をつく
相当疲れているみたいだ
「あの銀…じゃなくて、土方さん。
気休めとは言いませんが、
真選組に来てもいいんですよ。 私、待ってますから」
万事屋としての土方
銀時と比較するのは申し訳ないと思うが
仕事の依頼も積極的に、働いて
どんどん増えるだろう
体力的にも精神的にも辛いのかもしれない
ヤワではないとわかっているがやはり心配だ
銀時(土)「…………」
スパスパと煙管を吸っていた手が止まる
灰がほろりと堕ちる
本当は毎日会ってお話したい!
なんて恥ずかしくて言えない……