• テキストサイズ

イルミ様のペット

第2章 植物少女リリィの1日


アカネとお庭を歩いて少しするとお花が沢山生えてて池がある所に着いた。
とっても気持ちいい♪……ここも不思議なことでよく来るのにいつも違うお花が咲いてる。これはなんてお花なのかな?
花を摘んでアカネに見せるとにっこり笑って

「そのお花はポピーと言います。4月頃に咲くお花の1つですリリィお嬢様」

ポピーって名前なんだこの花。これで花冠を作ってお母様にイチゴのお礼に贈ったら喜ぶよね!ポピーだけじゃ寂しいから色んな葉っぱも混ぜて作る出来た花冠をアカネに見せる

「素晴らしい出来ですお嬢様!」(パチパチ

って褒めてくれた。これお母様に届けたいって書くと直ぐに連れてってくれた。お母様はバルコニーでお茶を飲んでいて私が歩いて向かっていると声を出していないのに私に気づいた。ちょっとびっくりした……。

「まぁ!!!リリィちゃんこれを私に?リリィちゃんはセンスがいいのね〜♪」

花冠を受け取ったお母様はとっても喜んでくれた!よかった♪
お母様の後ろにゴトーが居るけど……相変わらず難しそうな顔をしていてちょっと怖い…。あんな人でも笑うのかなぁ?お母様は花冠をゴトーに飾る様に渡すと

「本当に素晴らしいわリリィちゃん。ねぇゴトー貴方もそう思うわよね」

「はい、大変素晴らしいと思います。手に取れたことを光栄に思います。」(ニッコリ

……わ、笑った!!そうか、ゴトーはお母様の執事さんなのかな?だから仕事を頼まれてとっても嬉しいんだ!ふふ、すごい秘密知っちゃった!イルミ様に教えなきゃ♪

「そうそうイルミだけどもうすぐで帰って来る予定よ。さっき連絡があったわ」

イルミ様が帰ってくる!
お母様に手を振ってアカネと手を繋ぎ直してお部屋に向かう。嬉しくてスキップして歩いてるとアカネも楽しそうに歩幅を合わせてくれた。

「では、また何かありましたらお呼びくださいリリィお嬢様。」

部屋に着くとアカネと別れた。お昼の準備をしに行くって言ってた!
早くかえってこないかな……イルミ様。
ミルキに貰った絵本を開いて待っていると部屋のドアが不意に開いたそこを見るとイルミ様が立っていた。駆け寄り抱きつくとしっかり受け止めてくれた。

「イルミサマ!!」(ギュゥ

「ただいまリリ……」(ナデナデ

やっぱりイルミ様の所が1番好き!イルミ様今日も不思議な事や楽しいことあったんだ!聞いて欲しいな!
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp