第8章 二人で 【火神 大我】
30歳の誕生日
俺は一番欲しかったものを手に入れた
「つばきっ…」
「大我っ……もっとっ…」
初めて繋がった時もめちゃくちゃ幸せだった
もう数えきれねぇくらいこうしてきたけど、プロポーズを受けてくれた証がちらちらと視界に入るたびに湧き上がるような嬉しさと、言いようのねぇ愛しさがこみ上げた
あっ…んっ……たいっがっ…
はぁっ……
あっ……奥…だめっ…
最初は全部入らなかった
俺は体もデカいからなのかアレも標準とはいえねぇ
徐々に慣らして回数を重ねていつしか全部受け入れてくれるようになった
動くたびに溢れて俺が入るのを許してくれるつばきがめちゃくちゃ愛しい
波打つようにうねるヒダに誘いこまれてつばきの奥にそっと触れると震える脚がぎゅっと俺の腰に巻きついた
これ…
すげー好き
もっと来て欲しいって言われてるみてぇで止まんなくなる
激しく動けば俺は気持ちいけど、体格がかなり違うのにそんな事すりゃつばきはしんどくて痛てぇだけになっちまうから奥を小刻みにつつく
あっ…あっ…それっ…
それ…だめっ……
や…あっ…
ダメなんて言いながら腰が動いてさらに俺を奥に誘い込んで徐々に締まっていくつばきのナカ
も……ダメっ……
たいがっ……イッちゃぅっ………
可愛いな…ホント…
いやいやしてめちゃくちゃ涙ためてんのにすげぇ気持ちよさそうにしてくれる
根元までしっかりくわえこんですげぇ締めつけて、俺が出て行かねぇようにしてるんじゃねぇかって考えたくなる
奥をつつきながら腫れたつぼみを刺激して導くと一瞬で息を吸い込んで声も出さずに俺にしがみついた
つばきはイク時何故か声を出さない
我慢してんなら出した方がいいっつったら、我慢してる訳じゃなくて本当に出ないだけだって言ってた
だから気持ちよくねぇのかって最初は不安だったけどそれは全然別らしい
収縮を繰り返すナカを味わいながらつばきを抱きしめると恥ずかしいのか顔を隠された
「なんだよ…(笑)顔隠すなよ」
「だって……あたしだけ…」
「いいんだよ。…一回抜くか?」
「ううんっ…このままっ…まだ中にいて欲しい…」