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【黒子のバスケ】短編集

第5章 喜ばせたくて【今吉翔一】


マンションについて鍵を開けると靴があるから確かにつばきは来てるのにいつものように出迎えがあらへん。


いつもだったら必ず出迎えてくれるんに、どないしたんやろ…


寝てるなら起こしたらアカン思て静かに家に入るとリビングも足元の間接照明がついとるだけでメインの照明は消えとる。


もう外も明るいし消えてても問題ないんやけど、カーテンが閉まっとって部屋は暗い。



タバコやら酒やらの臭いで汚れた体をシャワーで綺麗に流して寝室に入ると盛り上がったベッドが目に入ってつばきがちゃんといてくれたことに頬が緩んだ。


ワシも休むか…


仲ようしたい気持ちはあるで?

だけど寝てるとこ起こしてまでやるほどガキやあらへん。


隣に入ろうと布団をめくると目に飛び込んできた姿で前言は撤回することになりそうや。





えっろいスケスケの黒いキャミソールと同じような黒い下着



これ俗にいうベビードールってやつやんな?




…これはやられた。



一気に熱の集まる下半身に逆らうことなくつばきを抱きしめて昂ぶった部分を押し付ける



「あ…しょーいち?」


起きた。


「自分これはアカン。我慢できひん」

つばきは普段は積極的って感じとは程遠い。
隠して恥ずかしがって我慢してるとこを攻めて攻めてトロットロにさせて理性をボロボロにしてから俺を欲しがらせるっちゅーパターン。



「起きてようと思ったのに…寝っちゃった…」

「疲れとるんやろ。でも今はちょっと俺も我慢できひんわ」


後ろから抱きしめたつばきのプルプルの大きな胸を鷲掴みして激しく揉むと可愛い声を漏らし始めた


「アッ…んっ…しょ…いち…ダメ…」

ダメってこんな格好誘っとるとしか思えんやろ。


つばきの言葉を無視して先端をこねたり自分を押し付けたりしてると体を捻って俺の腕を外して逃げられた。


「今日は……あたしがするっ‼翔一は何にもしないで」


なんか…

普段あんな恥ずかしがっとるくせに突然積極的になられると結構クるんやな。


気持ちよくしてなんぼやと思うてたけど…

今日はつばきに任せるのもありやな。


「ほな…やってもらおうか」


この後自分があんなに追い込まれるとは露ほどにも思うてなかった…







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