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【黒子のバスケ】短編集

第2章 お勉強 【火神大我】


side つばき

「つばきちゃん…バカガミのテスト勉強毎日してたんじゃないの?!」

「してました!毎日すっごく頑張ったんですよ。眠くても起きてやりました!」

大我といるとついついくっつきたくなっちゃって途中中断しちゃったりしたけど、基本的にはちゃんとやってたもん。


放課後の部活で体育館で練習を見ながらリコ先輩にあたしまで怒られてる。


「どーせ火神が大河内にちょっかい出してろくに勉強してなかったんだろ!」


「けど、火神いないと予選ヤバくね?1戦目桐皇じゃん?」

「日向ー、俺らも協力した方がよくないか?…はっ!影響力あるエイ協力。キタコレ!」

「黙れ伊月!!!」

「最後のはマジでいらなかったけど、協力はしなきゃだろうな。大河内に任せっきりも大変だろ」



「火神くん!今日から勉強合宿よ!場所は…うち!!!」

「なんでっ…ですか?!つばきがうちで…」


「点数伸びるどころか下がってるのに同じ方法でやるバカどこにいるー!!!!やっぱりバカガミだわ!練習終わったらうちに集合!」





リコ先輩の提案で、今日の夜から先輩の家で勉強の為のお泊まりが始まった。


大我は元々底なしの体力だから普通に起きてるけど先輩たちと黒子くんは仮眠を取り始めて日向先輩とリコ先輩は食べ物を買いに行った


「つばき…もー限界」

「もうちょっとだよ。頑張って。そこまで解いたら次はXにこの数字を代入して…」

数学のプリントを一緒に見ながら解き方を説明する。

「違ぇって」

え?!あたし間違えた?!

ってか絶対違くないし!

反論しようと顔を上げたら大我の唇があたしの唇と重なって優しいキスが始まった。

「ダメ…先輩たち起きちゃう…」

「起きねぇって。もう1回」

そう言ってあたしの返事も聞かずに唇を塞がれる。




ちゅっ…ちゅっちゅ


「ん…大我っ…本当に…先輩達帰って来ちゃう…」












「帰って来るに決まってんだろ…ダァァァホ!!!!!火神てめぇ!盛ってんじゃねぇぞ!ここどこだと思ってんだ!!!」

「いい度胸ねぇ…人様巻き込んで追試の勉強の買い出し行かせて自分は可愛い彼女とキス??……ナメてんのかコラァ?!?!?」


リコ先輩…かげとらさんになっちゃってますー!!!!!
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