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【黒バス】歪んだ愛情

第3章 歪み始めた心


そう言うと凉太はアップしに行った。

「おい。坂戸、黄瀬の奴明らかにお前を見て動揺してたが何かあったのか?」
「ちょっと昨日凉太と家で話してた時に口論になって俺がキレちゃって凉太の首を絞めちゃったんですよね。」
「ちょっと待て。何でキレて首を絞めるんだ?」
「俺、キレると我を忘れちゃうタイプみたいで兄貴が止めてくれなかったら俺、凉太のことを殺して自分も死んでいたかもしれないですね。(*^_^*)」
「お前な。笑顔で物騒なことを言うなよ。でも、それなら黄瀬がお前を見て動揺するのも無理はないな。」
「そうかもしれませんね。でも、俺は凉太の友達ですからキレて首を絞めたりしませんよ。」
「あぁ。そうしてくれ。お前も黄瀬も海常高校男子バスケットボール部の大事な戦力なんだからな。」

笠松先輩と話していると凉太がアップを終えて俺たちのところに戻ってきた。

「ふぅ・・・。疲れたっす。」
「お疲れ様(タオルを差し出し)」
「ど、どうもっす。(タオルを確認してから汗を拭き)」
「嫌だな。昨日は我を忘れて酷いことをしちゃったけど俺たちは友達でしょう。」
「そうっすけど・・・。」
「昨日はホントに悪かったって謝るから許してよ。」
「次やったら警察に連絡するっすからね。」
「うん。分かった。」
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