• テキストサイズ

【黒バス】歪んだ愛情

第3章 歪み始めた心


「そうなの?それならもう帰れとは言わないよ。(ちっ。明日も絶対に一緒に居るじゃないか。このままじゃ涼太をあの廃墟へ連れて行けない。)」
「何だ?その不満そうな顔は。お前、まだ黄瀬のことを殺そうって思ってるんじゃないだろうな?」
「ん?何のこと?俺は涼太のことを殺そうなんて思ってないよ。」
「ホントにホントか?」
「ホントだよ。(もっと楽しいことするんだもん。殺すなんて勿体無い)。」
「分かった。お前の言ったこと信じてやるよ。(要注意だな。何か企んでる顔をしてるからな。)」
「信じてくれてありがとう。それじゃあ。ごちそうさまでした。」

俺はそう言って自分の部屋に戻った。

「はぁ・・:。(兄ちゃんは俺のことを信じてくれるって言ったけど安心は出来ないな。兄ちゃんってあー見えて結構勘が鋭いから気を付けないとバレちゃうよね。)」

俺はそんなことを考えながら寝た。
そして、次の日の朝・・・。

「兄ちゃんはまだ寝ているね。兄ちゃんが起きてきたら学校休めとか言われそうだしちょっと早いけど学校へ行っちゃおう。」
/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp