第1章 夢は夢のまま
クチュクチュ、ズボズボ、クチュ。
「やぁああああぁー、ひぁあ…やぁあ…さわっ…ちゃっだめ」
一本でもこの反応か⁉︎感度が良い。
2本の指をいれたらどうなる?
人差し指と中指を2本に増やし、少しだけ入り口を出し入れさせてみる。
また蜜が滴り落ちてるのが分かる。
もっと刺激を与えるため早く少し奥まで進めてみれば、指を食いちぎるかのように締めてくる。
ビクンビクンと身体は、快感に溺れていくように反応している。
「ルナ可愛い、愛してる、もっといっぱい鳴いて…俺だけに聞かせて」
「クロ…ロ…ああああぁ、やぁそこ…やぁあ…」
ズボズボ、クチュクチュ。
「だめ、あぁあああああっつー。やあぁ」
イカせてやると、持たれるように俺に倒れるてくる。
ギュッーと抱きしめ、ぐったりとするルナをみながら無理をさせてしまったと罪悪感が、蠢いている。
極力優しい音色で、怖がらせないように…。
「ごめん、ルナ無理させた。ごめん…」
俺に向けてくるその顔は、ホッとした表情だったがそのまま彼女は、意識を手放した。
身体と髪を洗ってやり、抱きかかえてベットまでお姫様を連れて行く。
ルナの長い髪を濡れたままでは、風邪を引いてしまう。
甲斐甲斐しくも尽くす自分を客観視すれば、らしくない。
微笑しては、ルナの頬に触れ体事抱き寄せた。
あんなに可愛く鳴かれると我慢するのにも限界だ。
気を失わなければそのまま子宮に突っ込んで、激しく突いただろう。
良くも悪くもアレで良かったのかもしれない。
徐々に俺に愛される事に慣れてくれればよいさ。
が、しかし、気を失っているルナを抱き抱えたまま、自身のコイツをこのままにはしておけるわけもなく。
ルナの手を拝借し、自身に触らせ慈悲を終えたことは、さすがに内緒にしておかないとダメだな。
バレてしまえば、口を聞いてももらえなくなりそう。
現に寝ているルナの唇を奪い、そのまま夜這いを行ったバカな奴がいる。
あの変態奇術師のその後は、言わずとしても半年もロクに口を聞いてもらえなかったらしいが…。
それだけは避けたいものだ。
はぁーと溜息をついても彼女は夢の中。
朝日が昇る小一時間くらいまで、彼女抱きしめながら眠りについた。