第1章 第二の人生
「っし。決まったら早速行くかー」
『え?』
はやくない?え、はやくない?
「そうですね。時間もありませんし」
そう言うと、政府さん二人とも、懐中時計みたいなものをとりだした。
待って何それ。私持ってないんだけど!?
「よっ…と」
『うわぁぁ!!!え、え!?なに!?』
態度の悪い政府さんに担がれた
「うっせーな!静かにしてろ!」
『ひぃぃぃ!!!す、すすすすすみませんっ…!!』
「…では。2XXX年、三月八日へ」
パァァァ………
クリーム色の柔らかな光が私たちを包んだ
するど上へ引っ張られる感覚があり……
……き、気持ち悪い…!!酔う、これ…酔う……!
もう無理だ、ギブ……
プツンーーーー・・・
私の意識はそこで途絶えた