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【刀剣乱舞】審神者、任されました。

第2章 私の初期刀は…重症!?



タタタッと先を走るこんのすけに私はやっとの思いで付いていった

池が…見えるけど、えっ広くない?

しかも凄く濁ってて、池の中が全く見えない…

こんのすけ「ここが池でございます!」

『こ、こんのすっ…はぁ、はっ……はやいね…』

こんのすけ「…主さま、もしや、この短距離でお疲れになったとは言いませんよね?」

『た、確かに短距離だけど!』

こんのすけがはやすぎただけじゃないの!?

こんのすけ「私はそんなにはやく走っておりませんぞ…」

『な、別に何も言ってないじゃん!』

こんのすけ「顔に出すぎです、主さま…」

コイツ…!!

『も、もういいよ!短刀さんたちはこの池のどこら辺にいるの?』

こんのすけ「す、すみません…そこまでは把握できておらず…」

えっ…嘘でしょ?この濁った中からどうやって探せば…

『じゃあ、何振りいるかだけ教えてくれる…?』

こんのすけ「はい!この池には三振り、と記録にあります!」

三振り、か…。

『なら手つっこんで探すよ!』

こんのすけ「!?主さま、そんな、汚れてしまいます!」

『そんなの気にしてられるか!』

ジャボッ

つ、冷たい!!三月だからって…まだ暖かいわけじゃないし…

『…んん〜!ないな…』

ジャブ、ジャブ・・・・・・

こんのすけ「私めに主さまのような手が生えていれば…!」

『気持ち悪いわ!』

今集中して探してるのに…やめてよこんのすけ!

しばらく探していると、ふと何かが指に触れた

『…あっ!これ!あった!』

ジャパァッ

こんのすけ「おお…!おおおお…!!!流石です、主さま!」

『ふっふっふ。でしょ!…でもこれ……』

ヒビがところどころ入っている

こんのすけ「これは…主さま、手入れが必要になります!」

『手入れ?それって、どうやるの?』

私、刀の手入れ方法とかわからないんだけど…

こんのすけ「普通であれば…木炭、玉鋼、冷却材、砥石という四つの資材が必要なのですが…。」

『それ、どこにあるの!?』

こんのすけ「すみません…わかりかねます…」

この広い本丸から探すってなるとすごい時間かかるよね

そんな時間待ってられない!




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