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【R18】さぁ、復讐を始めよう。

第3章 婚約と同棲


次の休み、朝一番に晴人くんの荷物が届いた。


「おはよー、穂乃香さん」


「おはよう、朝早いね、晴人くん。

朝ご飯は食べた?」


「まだ、穂乃香さん何か作って」


「分かった。

簡単に作るから好きに過ごしてて」


「はーい。

穂乃香さんは?もう食べた?」


「ううん、まだ」


「じゃあ一緒に食べよ」


「そうね」


トーストを焼いて、ハムエッグとサラダを作った。


「流石穂乃香さん、手際良いね」


「まぁ、伊達に一人暮らししてないからね」


「うま...」


美味しそうに食べてくれると嬉しい。


「ご飯食べて、俺の荷物も整理したら挨拶しに行こ」


「そうね、じゃあ距離的に晴人くんのところから行こっか。

ご両親何が好きかな?和菓子とか食べる?」


「手土産とかそんなに気使わなくて良いのに...。

ほら、自然体で!」


「そういう訳にはいかないの。

急にお邪魔するんだから」


食べ終わって、パタパタと急いで支度をする穂乃香さん。


挨拶に行くのに手土産持ってくのは常識なのか...?


高校を卒業したばかりの俺には少しばかり難しい。


「ねぇ、どっちが良いかな?

やっぱり落ち着いた色の方が年齢的に...」


穂乃香さんが手に持っていたのは淡い水色のワンピースと、紺色のワンピース。


胸から上が白で、ベルトのようなものから下が色が変わっている。


なんか上手く言えねーけど...どっちも似合うと思う。


「水色の方。

穂乃香さんらしくて好き」


「...分かった」


顔を赤くして、ワンピースを握りしめる。


「き、着替えて来るね」

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