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【R18】さぁ、復讐を始めよう。

第1章 終わりと始まり


「先輩、挿れても良いですか?」


「良いよ、おいで」


手早くゴムを着けると、蜜口に宛てがう。


「先輩、好きです」


私の身体を気遣うようにゆっくりと入って来る。


「...痛い?苦しい?」


「ん、大丈夫...動いて良いよ。

気持ち良くなって...?」


「先輩も気持ち良くなってくれなきゃ意味ないの。

最初はゆっくり動きますね」


「んっ...っ...あ......」


胸の奥がキュンとするような快感に、身体が震える。


「あぁッ...そこ、だめ...あっ...」


「ん?気持ち良い?」


「きもち...」


奥を突かれる度、快感で目の前が真っ白になる。


「あっん...もっ...」


「俺もです...そろそろイキそう」


南くんの動きが早まったかと思うと、身体が小さく震えていた。


震えていた南くんの身体が徐々に落ち着く。


「先輩、好き」


短くキスを落として、蜜口から自身を抜いた。


「あ......」


ナカの喪失感に声が漏れる。


ナカにあった熱がなくなり、寂しいと感じる。


今までこんなこと思わなかったのに。


ちゃんと気持ち良かったから...かな。


「南くん、ありがとう」


「ん?何がです?」


「...慰めてくれて」


「俺は慰めのつもりで先輩を抱いた訳じゃないです。

先輩が好きだから、抱きたいと思ったから抱いたんです」


「ありがとう...」


何度も南くんの優しさに救われる。


こんなに優しい人が私のことを好きでいてくれるなんて嬉しい。


「お風呂はどうします?」


「入る!」


「分かりました。

じゃあ一緒に入りましょうね?」


「はい!?

む、無理!絶対無理!」


「今更恥ずかしいなんて言わせませんよ。

もう先輩のハズカシイところ、沢山見ちゃってるんですから。

ね?」


「うぅ...」


恥ずかしさがどんどん込み上げて来て、勝手に南くんの布団に包まる。
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