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愛でたい、愛でられたい【ヒロアカ】

第4章 初めまして





梅雨「美羽ちゃん…ますます何の個性か分からないわね…」



響香「本当だよ…いつ教えてくれるんだろ…」



緑谷「美羽さんが今まで見せた個性は…移動系に…怪力?…あと、ずっと浮いてたな…反復横跳びはただただ速かったし…それに、さっきの治癒…服も綺麗にしてたし。身体を強化する個性か…!?それなら、怪力も反復横跳びも納得…治癒はその応用だとして…移動は…流石にタイムラグ無しはありえないよな…強化だとしたら浮いてるのも綺麗になるのも説明がつかない…だとすると…」



緑谷くんがブツブツブツブツ言っている。

もはや周りにブツブツがみえる



八百万「轟さんのような複合個性なのかもしれませんわね…でしたら私のように推薦入学の可能性も…」




私の個性について色々な話が飛び交っている




紬「はぁ…どうするんですか。良くも悪くも美羽様は目立ちすぎなんですよ…」





『うーん…もうこの際今言っちゃおうよ!どうせ言うなら早いほうがいいでしょう?』



紬「まぁ、別に僕はどちらでも…」







私はそう言った紬を連れて相澤先生のところに歩いていく。




『相澤先生、あの…個性のこと、みんなに話したいんです。』



相澤「はぁ…わかった、どうせ俺には花園への強制力はない。5分だ…合理的に5分で済ませ。」



『っ、ありがとうございます!』


相澤「分かったら早く行け、時間のムダだ」



私は相澤先生にそう言われ、皆んなのいるところへかけて行った。





『ぁ、あの!皆さんに個性のことで言いたいことが、あります。』



私が勇気を出してそう言うとあたりはシーンと静まった。どくどくと緊張で音を立てる胸に手を当て口を開く。



『私の、個性は…あの、神様からの加護みたいな力で…詳しくは言えないんですけど。私の願ったことが叶う力です…。色々あって今まで学校とか行った事が無くて、雄英から推薦をいただいて入学しました。』



梅雨「だから今まで体力テストしたことなかったのね…」




緊張か恐怖からか、手足がカタカタと小刻みに震える。


空いている手を隣から誰かに握られる
手をたどると綺麗な紬の顔



紬「まぁ、そう言うわけでご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。」



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