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愛でたい、愛でられたい【ヒロアカ】

第4章 初めまして




紬「あ、ちなみに僕は付き添いです。なにか質問があれば後ほど気軽に声をかけてくださいね、答えられるものであれば答えますので。最後に…賢い皆様ならご理解頂けると思いますが、この事は他言無用です。お友達にも、もちろん家族にもです。」



こう見えて意外と口下手な私に代わって紬があらかた話してくれた。


話し終わる頃には丁度5分くらい経っていた。


相澤「もう終わりでいいか?…続きする、」



後ろの方で様子を見ていた相澤先生が区切りが着いたのを見て話しかけてきた。


『はい、ありがとうございました。』


相澤「時間がもったいない。次、準備しろ」





記録↓


ボール投げ

個性ナシ→8m

個性アリ→∞



持久走

個性ナシ→50分

個性ナシ→3分



上体起こし

個性ナシ→13回

個性アリ→75回



長座体前屈

個性ナシ→50cm

個性アリ→65cm






『ンー…長座体前屈の伸びが小さいなぁ…』



紬「もともと身体が柔らかいのでそんなものなのでは?あと、腕の長さとか、」


『むー…自分の方が背が高いからって!…あ!腕を伸ばせばいいんじゃない!こう…ビョーンっと』



紬「それ某マンガのル○ィーじゃないですか…」



響香「てかあれだけ伸びれば充分じゃない?てか他の記録がぶっ飛びすぎてたんだよ…」


と響香ちゃんにジト目で見られた。











相澤「んじゃ、パパっと結果発表」


『最下位除籍って…結局どうなるんだろ…』


紬「分かりませんねぇ…最初は本気だったようですが…緑谷さんを見る目が変わりましたからね…」



このまま行けば最下位は緑谷くんだろう。治癒をして痛みも無いはずだったけどボール投げ以降1度も個性を使っていないようだった。


相澤「トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する。」



相澤「ちなみに除籍はウソな、」


((((……!?))))


相澤「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」



「はーーーーー!!!!??」


グラウンドに叫び声が響き渡った。

飯田くんなんか驚きでメガネ割れてるし、緑谷くんに至ってはもはや原型を留めていない…



八百万「あんなのウソに決まってるじゃない…ちょっと考えればわかりますわ…」
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