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愛でたい、愛でられたい【ヒロアカ】

第4章 初めまして




相澤「そゆこと、これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ、」




そう言うと相澤先生は私達に背を向け出歩き始めた。





相澤「緑谷、花園が治癒したから大丈夫だと思うが…念の為リカバリーガールのとこ行って見てもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ。」



振り向いて"相澤"とサインの着いた保健室利用書という紙を緑谷くんに渡した。







『緑谷くん!一緒に保健室行っていい?大丈夫だと思うけど、心配だから…』


緑谷「え、あ、う、ぅうん、あ、ありがとう」


相変わらず緑谷くんは顔を赤くして吃っている…可愛い。





『…かわいい……』





緑谷「え、ごめん聞こえなかった…なんていっ…」


『かわいいぃぃぃぃ!!』


緑谷「フゴッ…!!」

ドサッ





あまりにも可愛い反応をする緑谷を前に抱きつかずに居られる人がこの世に存在するだろうか…





さて、今の現状を説明しましょう。


可愛さのあまり緑谷くんに勢い良く抱きつきました。


緑谷くんは驚きで私を支えきれず、その勢いのまま地面に尻もちをつく形で転びました。


緑谷の上に向かい合う形で座っています。


そして欲望のまま緑谷くんスリスリしています。





緑谷「え。あ、ぁあの…ど、どうしたら…」


緑谷くんがきょろきょしています。


『かわいいぃぃ!かわいい…かわいすぎる!』


スリスリ続行





緑谷「だ、だれかぁ…」






峰田「緑谷ァ!羨ましいぞ!そこを変わるんだァ!」


男子一同(?)「そーだ、そーだ!」



どこかで見た光景、デジャブ、





紬「美羽様?何やってるんですかぁ?」



紬が何か言っている、でも暴走した私には効かない!なおもスリスリは続く



紬「はぁ…こうなったら…仕方ありませんね。緑谷さん、ちょっと失礼しますね、」



そう言って紬はスリスリしている私達のすぐ近くにくる。





紬「緑谷さん、ビックリしてもあんまり動かないでくださいね。汚れちゃうので」



緑谷「は、はい…」
























『ン、んぐっ…ふぁ…っ、』






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