第4章 初めまして
爆豪「んぐぇ!!」
緑谷くんに向かっていた爆豪くんの体に白い布が絡みつき、爆発がやむ
爆豪「ぐっ…んだ、この布…固っ…‼︎」
もがいて抵抗する爆豪くんに近付く相澤先生、相澤先生の白い布が爆豪くんに絡んでいるらしい
相澤「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ”捕縛武器”だ」
相澤「ったく、何度も”個性”使わすなよ」
相澤「俺はドライアイなんだ!」
と前髪を上げて目を見開きギッっと睨む
((((”個性”すごいのにもったいない!!))))
相澤「時間がもったいない、次、準備しろ」
フッと髪を元に戻して気だるげそうに言った
『指…ごめんね?ベタベタだよね…気持ち悪いよね…』
そう言って私はハンカチを緑谷くんに渡した
緑谷「うぇえ、あ、ああありがとう!!いや、き、気持ち悪くなんて!うん、大丈夫だよ!」
『私そんなに気持ち悪いことしちゃったかなぁ…』
紬「はぁ…喋ったこともない人に、しかもみんな見てる前で、指を咥えられてだ液だらけにされたんですよ…よく考えてくださいよ。…それとも、1人じゃ考えられないですか?でしたら僕が身をもって教えてあげますよ?…」
そう言って紬は私の右手をとると人差し指をパクリと咥えた。
ザワッ
『ひっ…は…え…?な、にを…』
紬『はひっへ、あはたのひたこほを…はいへんひたはけ(なにって、あなたのしたことを…さいげんしただけ)』
と紬は私の指を咥えながら喋る
たらーー…
梅雨「美羽ちゃん…鼻血が出てるわ…」
確かに私の鼻からは血が出ている
仕方のないことだ…美少年に指を舐められているんだ…ここで鼻血を出さずして美少年の何を語れよう。
紬「はぁ…これで舐められる側の気持ちがわかりましたか…?あと、鼻血は止めてくださいね、」
とりあえず、鼻血が治りますようにというお願いするようなことではないお願いをした。
『ん、止まったよー。ついでに言うと服も綺麗になったよー。』
紬「良かったですね、」
私の鼻血で赤く染まっていた体操着は何事もなかったかのように綺麗になっている