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愛でたい、愛でられたい【ヒロアカ】

第1章 始まり



『学校…行きたいなぁ…』



朝の敵事件(なんか大っきい怪物が暴れてたやつ)のせいでコンビニに行くのにも時間がかかっちゃったな…






あの人混みの中にも制服着てる子が何人かいたなぁ



(羨ましい…)



そして季節限定メロンパンがすっごく美味しい、
やばい、美味しい
もう一個買えばよかった…




まぁ、メロンパンの話は置いといて、



私は個性(正確には個性じゃないんだけどね、)のせいで学校にも行けてない。






(私が望めば間違いなく行けるんだろうけど…)







私の深いため息が誰もいない一人暮らしの部屋に寂しく響いた











私は特にすることもなくスマホを弄る




『ぁあああ…尊い…』




画面に映る美少年はめっちゃ尊い、



(美少年こそ正義!)





そして一通りニヤついた後もうすぐお昼の時間だと気付いた




(お昼…どうしよう…)




メロンパン…もっかい食べたいな…
お昼はコンビニでいっか…




朝も昼もコンビニて…かなり不健康だな、





そうして、私は出掛ける準備を始めた。





『行ってきまーす』



返事など帰ってくるはずもない家に向けてせめて元気よく言った








とはいえ朝ごはんが遅かったのでそんなにお腹は減っていない。


(散歩でもしようかな…)





歩いていると近くで大きな爆発音が聞こえた、


そこを見ると朝よりも凄い人が集まっていた。






少し離れたところで見ていると声が聞こえてくる


要するに、ヒーロー達が苦戦しているらしい






私は少しずつそこに近づく


ちらっと見るとヘドロのドロドロとした流動的な敵で捕まえられないみたいだ
さらに子供が人質にされているらしい




「誰か有利な”個性”が来るのを待つしかねえ!!」

「それまで被害をおさえよう!何、すぐに誰か来るさ!」





誰か、誰か、有利な個性、



そんな声があちこちから聞こえる。
私なら間違いなく助けられるんだろう…





そんな中一人の男の子が飛び出していく

周りの人達は止めにはいる、



するとその子は鞄をヘドロの敵にぶつける





そしてその子は人質の子に向かって叫んだ






「君が…助けを求める顔をしてた!!」


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