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愛でたい、愛でられたい【ヒロアカ】

第4章 初めまして







『大っきい…うん…大っきい…』


紬「はい…思ったより大きいですねぇ」




私達がポカンと間抜けな顔をして見上げているのは雄英の校舎だ





うん、もう校舎ではないかな…なんか…すっごい大っきいビルみたいなのが…どっから見ても「H」の形に見える…うん、凄い(語彙力の低下)



紬「まぁ、とにかく入りましょうか」


『うん、そうだね…』



私達は若干苦笑いをしながら雄英校舎の中に入っていく












今日は雄英の入学式、一応早めに来ているつもり。



紬「美羽様、そっちじゃありませんよ、多分。」


『えっ、え?』



私の神がかり的な方向音痴のせいで何度か迷いかけながらもヒーロー科1年A組にたどり着くことができた。






『あっ…うん、思ってたよ?予想はしてたよ?ドアも大きそうだなって。うん、』



紬「これは…大きすぎません?まぁ、バリアフリーなのでこれくらいが…丁度…良い…のか?」



またもや私達がポカンとしているのはドアの前



大きい。おそらく4mは余裕であるだろうドア。異形型の個性なんかに合わせて大きくしたのか…




『うん…入ろう!もうこの際つっこまないよ!』


紬「そうですね、入りましょう」



スッ



((あっ!大きさとゴツさの割に音がしない!スッって、スッってなった!))


『失礼しま〜す…』


控えめな音を立ててドアを開けてひょっこりはんをすると教室から声が聞こえる




?「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の作成者方に申し訳ないと思わないか!?」


?「思わねーよ ! てめーどこ中だよ 端役が!」




眼鏡の黒髪ツーブロック?の真面目そうな男の子が乱暴そうな目がつり上がった爆発ヘアーの男の子に注意をしていた。

それを見たモサモサヘアーの男の子がドア付近で石化していた。


?「ボ…俺は私立聡明中学出身 飯田 天哉だ」


めっちゃ律儀に自己紹介している飯田?くん



?「聡明〜〜〜〜!? くそエリートじゃねぇかブッ殺し甲斐がありそだな」

と乱暴な子がつっかかる




『紬…私ああいうのタイプじゃない、好きになれそうにない…怖いね』


紬「えぇ、ヒーロー志望とは思えませんね」


飯田くんも「本当にヒーロー志望か!?」と言っている


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