第3章 入学
「おはようございます、美羽様。わざわざご足労いただきありがとうございます。皆様お待ちでございます。」
無駄に丁寧な言葉遣いをしてくる人にコート等を預けて、部屋の中に入る。
斜め後ろには紬と裕亮がいる。
『お久しぶりです。皆様、』
胡散臭い完璧な笑みを浮かべて部屋の中を見渡す
入口近くに座っていた何処かのおじさんがゴマをするような顔をして近づいてくる。
「お久しぶりです。前回お会いしたのは3ヶ月ほど前でしたかな?いやはや、相変わらずお美しいですな、」
気持ち悪い
『そんなことありませんよ、ありがとうございます。』
ニコッと効果音が付きそうな作られた笑顔を向ける
『立ち話もなんですし、座りましょうか』
何処かのおじさんはさっき座っていたところにもどり、私は案内された席に座った。
長方形のテーブルにざっと15人くらい座っている
両隣には紬と裕亮が座ってくれている
「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。それでは始めましょう」
私が座り静かになったのを見らからって長方形のテーブルの上座みたいなところにいる進行役が言う
?「それじゃあ雄英に入学するにあたって幾つか説明をしようじゃないか!」
そう言ったのは私の向かい側に座っている…なんだろう…犬くらいのサイズのネズミみたいな、熊みたいなやつ。
(えっ、動物!?喋ってる!?かわいい!)
脳内プチパニック状態だ
(その前に、なんでここに動物が!?)
「今なんでここに動物が!?って思っただろう?ネズミなのか犬なのか、かくしてその正体は雄英の校長、根津さ!」
今まで会ってきたような人達とは違う、(いや、そもそも人じゃないけど)この人は汚くないと思った
『校長…はじめまして、よろしくお願いします』
根津「うん。さて、早速説明と行こうか!」
根津「まず入学前に個性届と身体情報なんかを出してもらう必要があるんだ!」
根津「身体情報は大丈夫だと思うけど個性届についてはどうする?」
『そうですね…普通は小一・中一の時に一斉診断と登録をしているそうですが、私は通ってなかったので…』
『そもそも私の個人情報とかってどうなってるんですかね…』