第3章 入学
裕亮「ほら、せっかく食材買って来たんですから、作りますよ。何が良いですか?大体のものは作れると思いますけど、」
『うぅぅぅむ…あっ!ピラフ!ピラフが食べたい!』
裕亮「ピラフですね。わかりました。少し待ってて下さい」
そういうと裕亮は無駄に広いキッチンへ移動し
いつの間にか食材が入っている無駄に大きい業務用レベルの冷蔵庫を開け色々取り出した。
その様子を見ているとキッチンから声をかけられる
裕亮「米は…炊いてませんけど、レトルトで良いですか? 炊いた方がいいですか?」
『んー、どっちでもいいよ〜。』
裕亮「じゃあ、レトルトで。」
紬「おー、裕亮が御飯作ってるの?僕も食べたいな、良い?美羽様。」
いつの間にか戻ってきていた紬に声をかけられ凄く驚く
『うん、勿論!裕亮!紬の分もお願いできる?自分のも作っていいから!』
紬「わぁーい、ありがとう!美羽様!」
パァァァアっという効果音が聞こえそうなくらい喜んでいる。
(なんなの、は?尊い…可愛いい。)
『ほぉ〜ら、紬きゅん…お姉さんのところにおいでぇ〜。だいじょーぶ、痛くしないからぁ…』
ぐへへと言いながらジリジリと紬(きゅん)に近寄っていく
すると紬(きゅん)の方から近寄ってきて
紬「おねぇーちゃん♪」
と言って抱きついてくる、
(は?!可愛いい、ヤバ…)
そしてストッパーは外れ
『はにゃぁぉぁぁぁ!かぁんわいぃ …もっとこっちおいでぇ…ほぉら、あぁん、もう!可愛いい!』
と紬(きゅん)を抱きしめスリスリしながら下手したらオネェより気持ち悪い言い方で話す
裕亮「良い加減にしてください!2人とも!美羽様、ちゃんと押しとどめてください…紬窒息しますよ。
紬はふざけて煽るな、あとお前さりげなく胸に触ってただろ」
「『えぇ〜〜〜』」
『仕方ないじゃない、可愛かったんだもの』
紬「仕方ないじゃないか、柔らかいし大きいし、僕らには無いものなんだぞ!」
裕亮「はぁー…そんなことしてるとピラフは食べなせないぞ。」
「『ピシッッッ………』」