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【黒子のバスケ】 R18 (アールジュウハチ)

第1章 捧げよう **赤司征十郎



「……んハァ……征ちゃん…。」

「ッ………。」

潤んだ瞳、上気した顔…。
そんな妖艶な彼女の姿を見て、誰にも渡したくないという独占欲がふつふつと湧いてくる。


「…僕の側から離れるな。これは命令だ。」

の華奢な身体をそっと抱きしめながら言った。

「?離れるわけないよ。」

そんな彼女の言葉に安心し、回していた腕の力を更に強める。


するとは赤司の背中をぽかぽか叩きながら言った。

「征ちゃんっ…!苦しい!」

「!すまない。」

思いの外力を入れすぎていたらしく、腕を緩め腰に手を回す。

お互い向き合う形になると、急にもじもじし出した。
赤司がどうかしたのかと聞くと

「…征ちゃん…。もっとちゅーして…。」

好きな女に真っ赤な顔をしながら上目遣いで言われ、我慢できる男が何処にいるだろうか。
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