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【黒子のバスケ】 R18 (アールジュウハチ)

第1章 捧げよう **赤司征十郎




「征ちゃん。」

「なんだい?」

「…近い。」

「恋人同士が接近したら悪い、なんてことは無いだろう?」

有無を言わせないような目で見つめられ、こくりと頷くことしか出来ない。

そんなは耳まで赤くなっており、赤司は今すぐにでも押し倒してしまいたい気持ちに襲われるが、それをぐっと抑える。

彼女を下手に傷つけ、嫌われてしまったら…

自分の情けなさに苦笑しながらも、キスくらいはいいだろうと思いの顎を持ちこちらに向ける。


ちゅっーーー

軽く触れるだけのキス。

何時もであればここで止めるはずだが、今日は何故か抑制が効かない。
少し開かれた彼女の口に自らの舌を潜らせる。
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