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【黒子のバスケ】 R18 (アールジュウハチ)

第1章 捧げよう **赤司征十郎



洛山高校から少し離れた場所に建っている赤司の一人暮らしの家。


「お邪魔します。」

「どうぞ。」


部屋の中はシックな感じの色調で統一されており、流石赤司といったところであろうか。


は初めて訪れる彼の家に身体がカチカチに固まってしまい、今は通されたリビングのカーペットの端に正座をしている。

そんなの様子を見て、赤司はクスッと笑った。
は笑われたことに羞恥心を覚え、顔を下に向けながら言う。

「ば、バカにしないでよ征ちゃん…。」

「すまない。
…こっちへおいで。」

自分が座っているソファの隣を指差しそう言うと、とてとてとこちらへ歩いて来る。

そんな彼女の姿が可愛くてつい頬が緩んでしまう。

「また笑ってる…。」

「が可愛いからだよ。」

ちょこんと隣に座ったの肩を優しく抱き寄せながら言う。
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