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蒼き空、竜の名のもと【グラブル】【四騎士】

第17章 「青い空!白い雲!広い海!!」


一方、フェードラッヘで仕事をしている幼馴染達は、ヴェインが淹れたお茶を飲みながら一息ついているところだった。
「今頃サフィア達楽しんでるかな〜」
「思い切り羽根を伸ばしてくれているといいな」
はしゃぐ姿を想像し、二人で笑みを浮かべる。
「それにしても、サフィアの水着姿が見れなかったのはちょーっと残念かなぁ。なぁランちゃん?」
「ぶっ!?っ、ゲホッ!」
「だっ、大丈夫か!?ランちゃん!」
ヴェインの発言に驚いたランスロットは思い切り噎せた。咳を繰り返す彼の背を撫でて落ち着かせると、ヴェインはお茶が零れたテーブルを拭く。やっと落ち着きを取り戻して深呼吸をしたランスロットの顔は、赤みを帯びていた。
「な、なんてことを言うんだ、お前は」
「えー?だってさぁ、サフィアの水着姿なんて、ガキの頃に川で遊んだ時くらいしか見てないだろ?今はどうなんだろうなーとか思わない?」
「そ…れは、」
そうだけど、と消えそうな声で口篭るランスロット。ヴェインはそんなランスロットの反応ににやにやと笑みを浮かべていた。
「か、からかうなよヴェイン!」
「からかうだなんて、俺は素直に言っただけだもんよ」
「う…」
本当にそうなのだろう。けろっと言われて抗議ができなくなってしまい、ランスロットは眉間を押さえてため息をついたのだった。
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