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蒼き空、竜の名のもと【グラブル】【四騎士】

第15章 【氷炎牆に鬩ぐ】氷炎牆に鬩ぐ


「今だランスロット!いっけぇぇぇー!」
次の瞬間。上空に舞う白き竜が如き騎士がいた。
「はぁぁぁぁあっ!」
天から舞い降りた俊足のランスロットが、村人達を拘束する兵士達を次々となぎ倒す。ひととおり駆けてヴェイン達の下に合流したランスロットは「まぁ、こんなもんか?」と息をついた。動揺する兵士達を見やり、ランスロットが高らかに声を上げる。
「白竜騎士団団長、ランスロット、推参!」
「同じく正義の味方…改め、白竜騎士団副団長、ヴェイン、参上!」
パーシヴァルをグランとサフィアに預けてランスロットの隣に並び立ち、ヴェインも名乗りを上げる。突然の白竜騎士団の登場に、ウェールズ軍は呆気にとられ、村人達は大歓声を上げた。
「おい…喜ぶのはまだ早い。まだ敵が残っている!」
「わーってるって!ランちゃん!」
「ヴェイン!一気に片をつけるぞ!」
構え直してウェールズ軍と対峙するランスロットとヴェイン。そこに、サフィアのすぐ横から弱い声が絞り出された。
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