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蒼き空、竜の名のもと【グラブル】【四騎士】

第4章 【救国の忠騎士】エンディング


「…ジークフリートさん。俺…あんたをずっと恨んでいたことを、まだちゃんと謝れてない…」
「ふっ…もういい。最後に、お前の隣で戦った時に、全て伝わった。それに、心配するな。お前は一人ではない」
言ってジークフリートは、ヴェインやサフィア、白竜騎士団の面々を見た。
「わっはっはっは!そうだぜランちゃん!俺という頼れる親友がな!次は、この俺が副団長か?」
「私もいるんだからね、ランスロット。忘れないでよ?」
「ランスロットさん、ヴェインさん、サフィアさん、これからもよろしくお願いします!」
「我々…白竜騎士団の面々が力を合わせて、この国の未来を作りましょう!」
ほかの騎士団員達にも言われ、ランスロットの顔が晴れる。そうだ、一人ではない。こんなにも、自分を支えてくれる仲間達がいる。
「ジークフリート、そなたの気持ちはよくわかった。だが何かあった時は、いつでもこの王都に戻ってきてくれ」
「…お心遣い、感謝致します」
カール王の言葉に、ジークフリートは静かに一礼した。
「ジークフリートさん…次にあんたが戻ってくるまでに、必ず復興を成し遂げておく!」
「ああ…復興を手伝えなくて申し訳ない。楽しみにしてるぞ」
ランスロットの決意をきいてジークフリートが頷く。彼らは広大な空をゆく騎空団と、国の真の英雄の新たな旅立ちを見送った。
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