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蒼き空、竜の名のもと【グラブル】【四騎士】

第28章 【ビストロ・フェードラッヘ】ビストロ再建計画、始動


「え…ウソだろ?ホラ、ランちゃんがガサガサってしたじゃん!サフィア泣きそうになってたし!」
「そうだっけ?俺そんなことした覚えないけどな〜?」
「えええ…やめてよぉ…!」
昔の事だがその時の事が思い出され、想像し、身震いする。
「いやマジ怖いから思い出して!あれは俺の冗談でしたって言って!」
二人の気迫に負け、そんな気がしてきたかも…とこぼすランスロットだが、結果的に何も解決していない。
「ははは!お前達三人はホント子どもの頃から仲がいいよな!」
「うふふ…みなさんの大切な場所に来られて嬉しいです!」
「ははは…俺はランちゃんの返答次第でトラウマの場所になりそうだぜ」
「私も…」
苦渋に顔をゆがめたその時だった。ギリ、と音が立つ。
「…ん?グランの竿、引いてないか?」
見れば、グランの竿が激しく弓なりなやなっていた。
「かかった!」
力強く抵抗されるグランの竿をヴェインやランスロットも一緒に握って引き上げる。
「せーーーのっ!!」
合わせて目いっぱい引き上げた時、目的の魔物姿を現した。
「来るぞ!」
一斉に武器を構える。凶暴な魚の魔物、ドラッヘントラウトが牙を向いた。

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