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蒼き空、竜の名のもと【グラブル】【四騎士】

第26章 【ふたりの騎士道】エンディング


波乱含みの登山試験はどうにか終わりを告げ、残るは結果を待つのみとなった。登山試験の数日後に、受験生達は玉座の間に集められる。整列している中、玉座の間にカール王が現れた。その後ろ続けてランスロット達も入室する。カール王は受験生達を見渡し、口を開いた。
「皆の者、此度は長期間の試験に耐え、よくぞこの日を迎えた。この日を迎えたということだけで、諸君らは胸を張ってもらって良い」
カール王の声が玉座の間に響き渡る。そこへランスロットが、紙面を王に差し出した。
「陛下…こちらが名簿になります」
「うむ…それではこれより、白竜騎士団入団試験の合格者を発表する。名を呼ばれた者は、元気に返事をしてくれ」
カール王の言葉に、受験生達は緊張に身を固まらせたまま姿勢を正した。
「では、読み上げる!合格者ー」
合格者の名前が次々と読み上げられていく中、第三班の面々の表情は次第に強ばっていく。だが。
「合格者、アーサー」
「っ!!はいっ!」
ついに、その名が呼ばれた。
「合格者、モルドレッド」
「はいっ!」
「合格者、トネリロ」
「はっ、はいぃっ!」
「合格者、クルス」
「はい」
「合格者、ヘンリー」
「はいっ!」
第三班の面々と、ヘンリーもその名を上げられた。
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