第2章 急接近!
次の日私はペトラさんに声をかけた
「ペトラさん。急ですが相談にのってもらえませんか?」
「ええ、べつにかまわないけど」
私は深呼吸をして話し始めた
「実は昨日こんなことがあって・・・というわけなんです」
ペトラはしばらくだまって考えていたがやがて確信したよう
にはっきりと・・
「フェナそれはね、きっと恋よ!」
「えぇぇぇー!!!私が兵長に恋ですか!?」
「だってそれしか考えられないんだもの」
「恋か~じゃあ私がんばってみます!」
「その意気よがんばって!」
私はお礼を言うとその場を去った
ペトラもその場を去ろうとすると今度は・・
「おい、ペトラ相談にのってもらえないか?」
リヴァイに話しかけられた
「はい、いいですけど」
「実はな昨日・・・ということが」
ペトラはフェナのときと同じように確信すると
「兵長、フェナに恋をしてるんじゃないんですか?」
と一言
「なっ・・・俺がそんなことありえないだろう」
とはいっても顔は赤くなっている
「そうですか?兵長。でも顔が赤いですよ」
耐え切れなくなったのか立ち上がり
「いきなりですまなかったな。外の空気をすってくる」
といい去ってしまった
その場に残されたペトラは何も言わずにただ二人の恋がうま
くいくよう祈った