第1章 ここから始まる
智「わかってる…」
翔「じゃあ何? 俺たちに引き止めて欲しかったの?」
智「違う」
翔「一般的に言わせてもらえばわがままだと思う 状況はみんな似てる ニノだって松潤だってほとんど高校には通えてないしみんなこの仕事以外は知らない 嵐を活動休止にしてまであなたのわがままを通した事務所もあなたに甘い」
ごめんね
でも 敢えて厳しい事を言うよ
わかって 俺たちの想いを
俺の想いを
翔「正直 2人で蕎麦食べた時相葉くんは泣いたよ あなたが今回の事を言い出したからじゃない そんなに思う前に 嵐が大きくなる前にどうして気付いてあげられなかったんだろうって」
智「…」
翔「俺だってそう …好きな仕事じゃないって知っていたのに言い出すまで気付かなかった いや…気付かないふりをしていたのかもしれない それは多分 俺のわがまま」
あなたが子供だろうが わがままだろうが
気付かないふりをしても 一緒にいたかった
多分 4人とも
大野智 が 大好きだから
翔「みんなあなたの事が好きなんだよ…?」