• テキストサイズ

俺たちのSong II 【気象系BL】

第1章 ここから始まる



翔「なぁに…?」

キュッと唇を噛み締めて
潤んだ瞳から 一瞬にして溢れ落ちた 涙

その涙さえも 綺麗で

智「…自分でもわかってる おいらが子供でわがままだから今回こんな事に… だからおいらだけって言ったのに…」

この話をし始めてから
1度たりとも涙を流した事なんて無かった
きっと 泣きたい時もあっただろうに

自分が泣くのはおかしいと
ずっと 堪えてたんだね

翔「あなたが思ってるよりずっと みんなはあなたの事を理解してる そして何度も言ってるでしょう? 俺たちは5人で嵐だよ?」
智「でも冠番組もなくなるんだぞ 仕事だってしづらくなる…」
翔「あなた 俺たちをなめてるの?」

なめてる訳じゃ無い ってわかってる
言葉に出して言って欲しいんでしょう?
不安を拭って欲しいんでしょう?

だから ちゃんと言ってあげる

翔「冠番組が無くなったって俺たちにはちゃんと仕事はある ニノには俳優としての仕事が 相葉くんにはバラエティが 松潤には後輩のコンサート演出やドラマ 俺にはキャスターとしての仕事がね 個々にやっていけるだけの道は歩いてきた」






/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp